女性 の いない 民主 主義。 「女性のいない民主主義」を読んで

この本にも関連する研究が紹介されています 『市民を雇わない国家 日本が公務員の少ない国へと至った道』で、2015年にサントリー学芸賞を受賞
これまでは、「今の日本の政治がかかえる問題は財政や生活保障などさまざまあり、その中の一つにジェンダーの問題があります」というような考え方が一般的でした とくに男女比は重要な鍵を握る
本書の経済学版もあったら便利と思う 「女性のいない民主主義」は、女性にとって災難です
もちろん近年、欧米諸国は積極的に女性議員の擁立を進め、日本も遅まきながらこれに続くようになって、その比率も上向きつつある その中で立ち遅れているのが日本、という姿が浮かび上がってくる
目的は、第一次世界大戦に参戦するべく、ドイツへの宣戦布告を議会に提案するためです もし、政治学を別の視点から捉えなおせば、政治そのものも全く違った形で見えてくるのではないだろうか
さらに「ポリアーキー」という考え方も紹介する 高齢の男性保守政治家たちと男ばかりの利益集団に、すべてが食いつぶされてしまう前に
2010年• 今から数年前、大学で政治学の講義を担当することになった筆者(東京大学大学院法学政治学研究科・准教授)は、全28回の授業日程の中で、1回は、ジェンダーの話をする日を設けるという計画をたてた そして、これがなかなかに崩れないのは、日本の政治過程が、男性を中心とする利益集団が男性を中心とする政治家・官僚に圧力をかける過程だからである
「そもそも、男性の支配が行われているのにもかかわらず、この日本という国が民主主義の国だとされているのは、なぜだろうか」(p. 政党のトップでも、思い出すのは社会党の土井たか子委員長ぐらいだ 145-146 「政策の流れ」が二つの流れとは関係なく、先に作られて忘れられてしまい、時期を見て浮上する、というのが、自分の経験と照らして腑に落ちました
政治における男女比の改善は、民主的な政治を目指すための大きな、そして不可欠な一歩なのです あとはなぜ女性の利益となるものはが多いのか?そもそもとは?という疑問を持ったので、そこを調べたいと思います
それ以外の部分は、特定の立場から見た解釈によって根拠なく誘導し結論づける内容が大半である 新たな視点の導入は知的刺激が多く、新たな発見にも結びつき得る
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違反に罰則が課されているわけではないため、ラディカルな変化は期待できませんが、「女性のいない民主主義」を問題だと認識・可視化させたという意味で、有意義な法律だと言えるでしょう
09月• じゃあ、女性も立候補すればいいじゃないか、という声もあるでしょう 最近しっくりきた言葉
しかし日本では、野党が女性を増やさず、よって与党も対応していなかった これまではどちらかというと「理念の政治」が重視されてきました
ジェンダーの視点に基づいて標準的な政治学の学説を見直す試みは、時には社会の主流派である男性に対して不快感を与え、時にその敵意の対象となってきた (間違っていたらごめんなさい) 【標準的な政治学】として括られた箇所は、教科書的で役に立つ
今回は、を参考に、なぜ日本は民主主義の国だと言い切れないのか、私見を述べていきます 9%にすぎない
それどころか、あらゆる政治現象が、ジェンダーと関係してくるように思えてきたと言う 例えば、と民主主義
経済開発協力機構(OECD)の行政機関の上級管理職に占める女性の割合の平均は33% 【政策の窓】 政策決定の対象となる争点、すなわちが設定される過程では、三つの別々の「流れ」が合流する必要がある
しかし現状、女性が男性とまったく同じ条件で選挙を戦うことは不可能です でもやっぱり難しい
政治体制・政策が意図しない形で国家のあり方に影響を与えてしまったという点も興味深かったです 女性議員が増えた方が、争点になっていない争点をもっと取り上げることができるのではないか、と筆者は述べています
読んでいて何度も知的興奮を刺激された 2 女性が発言しやすい条件を整えるには、女性の構成員を増やすことが大事で、そうなれば女性が重要と考える課題が「政治」の世界でまともに取り上げられるようになる
だが実際に授業を行うために、ジェンダーと政治に関する本や論文を読み進めていくと、筆者は、男女の不平等にまつわる政治の話は、到底、一回で済ますことができるようなものでないことに気付かされた 「民主主義とは、政治指導者が競争的な選挙を通じて選ばれる政治体制を指す」
自由主義やマルクス主義があらゆる政治現象を説明する道具立てを備えているのと同じように、フェミニズムもあらゆる政治現象を説明する論理を持っているということを知っておきたかった 人口の半分に参政権を与えない政治体制も、かつては民主主義だと考えられていた 1917年、アメリカの大統領ウッドロー・ウィルソンは、連邦議会の上下両院の合同会議に出席しました
政治学の教科書にジェンダーの視点が足りていない、ということにはもしかしたらすでに多くの研究者が気づいていたのかもしれない これを共産党員が読んだら、怒ってしまいそうですよね(笑)
田植えが終わり、こなしや藤の花も咲き、新緑がみごとでした 家庭レベル、社会レベルでの性別による役割分担についての章を読んでいる時に、あることを思い出しました
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